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自然体験が子どもの学びに与えるプラス効果とは?~生きる力を育てる

現代の子どもたちは、多くの時間をデジタルデバイスの前で過ごしています。しかし、自然の中での体験が子どもの学びに与えるプラス効果は計り知れません。

夏休みの体験の1つとしても考えたい、キャンプや水遊び、ハイキング、昆虫採集など、自然の中で体を思いきり動かす体験は、普段の生活では味わえない、子どもにとって貴重な時間です。お子さんが小さいうちは、なるべくいろいろな体験をさせたいと思うご両親も多いでしょう。

かつての子どもたちは、放課後や休日には野山を駆け回り、昆虫採集をしたり、秘密基地を作って遊んだりと、思いきり体を動かして遊んだものです。しかし、現代の子どもたちは、のびのびと遊べる場所が限られてしまったり、習い事や塾が忙しかったりで、体を動かして遊ぶ機会が減ってしまっています。

また、近年はテレビやゲーム、Youtubeなど、屋内で遊べるものが充実していて、家の中にいても退屈しないことも、外遊び離れの一因かもしれません。

この記事では、自然体験が子どもの発達と学びにどのように貢献するのかを深掘りし、その具体的な効果について探ります。

自然体験が育むもの

・心と身体を育てる

自然環境での活動は、子どもの心身の健康に大きなプラス効果をもたらします。外で遊ぶことは、身体活動の増加を意味し、これが子どもの体力向上や肥満予防に寄与します。また、新鮮な空気を吸い、太陽の光を浴びることは、ビタミンDの生成を促し、骨の発達に必要な栄養素を供給します。日中にたくさん身体を動かすことで、夜は自然とよく眠るようになり、睡眠の質が向上し、心身の成長につながります。

さらに、自然環境はストレスを軽減し、精神的な健康を促進する効果もあります。自然の中で過ごす時間は、心を落ち着かせ、注意力を改善することが多くの研究で示されています。自然の音や風景は、リラクゼーションを促し、心理的な回復力を高める効果があります。

認知機能が向上する

自然体験は、子どもの認知機能を向上させることが確認されています。自然環境での遊びや探検は、子どもたちの好奇心を刺激し、問題解決能力を育む機会を提供します。例えば、森の中での探索や自然観察は、観察力や注意力を高め、論理的思考を育む助けとなります。

また、自然体験を通じて学ぶことは、教室での学びと比べて実践的で直感的です。子どもたちは、実際に手を使って触れ、感じ、試行錯誤することで、より深い理解を得ることができます。このような体験学習は、記憶に残りやすく、後々の学びの基礎となることが多いです。

コミュニケーション能力が育まれる

自然体験は、子どもの社会性の発達にも大いに役立ちます。自然の中での活動は、協力やコミュニケーションが求められる場面が多く、これが子どもたちの社会的スキルを育む機会となります。例えば、グループでのキャンプや野外活動は、チームワークやリーダーシップを養う絶好の機会です。

さらに、自然環境では年齢や背景の異なる子どもたちが一緒に遊ぶことが多く、これが多様性への理解と共感を深める助けとなります。異なる視点や経験を持つ仲間と交流することで、子どもたちは寛容さや協力の大切さを学びます。

環境への意識が生まれやすくなる

自然体験は、子どもたちの環境意識を育む重要な役割を果たします。自然の美しさや複雑さを直接体験することで、子どもたちは環境保護の重要性を実感します。これにより、環境問題に対する関心や理解が深まり、将来の環境保護活動に積極的に関わる可能性が高まります。

また、自然体験を通じて得た知識や経験は、持続可能な生活習慣の形成にも繋がります。例えば、リサイクルの重要性やエネルギーの節約方法など、日常生活で実践できる具体的なスキルを学ぶことができます。

創造力と想像力を育てる

自然環境は、子どもの創造力と想像力を豊かに育む場所です。自然の中には無限の可能性が広がっており、子どもたちは自由に想像力を働かせて遊ぶことができます。例えば、森の中での冒険ごっこや、海辺での貝殻集めなど、自然の素材を使った遊びは、子どもたちの創造性を刺激します。

また、自然環境では固定された遊び方やルールがないため、子どもたちは自分たちでルールを作り、遊びを発展させることが求められます。これにより、問題解決能力やクリエイティブな思考力が自然と養われます。

自然体験って、実際に何をしたらいい?

自然体験が子どもの成長にいいとはいっても、では実際に自然体験をしましょうと言われると、何をしたらいいのか、都心に住んでいるとハードルが高いのではないかと思っている方も多いはずです。ここでは自然体験のヒントを紹介します。

散歩

これは0歳からでも、日常すぐにでも行えるのではないでしょうか。子どもの気の向くまま、お散歩してみるのはいかがでしょう。大人では普段見過ごしてしまう、小石や枝、葉っぱや小さなお花に気が付くかもしれませんね。気持ちが向いて足がとまったら、「きれいなお花だね」「大きな葉っぱがあるね」と話して一緒に観察してみるのもいいですよ。

まだ歩けないお子さんはベビーカーに乗ってお散歩するだけでも、自然体験の第一歩です。暑い、寒い、風が心地よい、まぶしいなど、歩かなくても自然から感じられることはたくさんあります。

収穫体験

畑や果樹園などの収穫体験に参加することも自然体験の一つです。土に触れたり、とれたての野菜や果物の味を体験できます。また、子どもが大きくなると、野菜や果物は実際にどのように育っていくのか、自分の口に届くまでの過程を知ることが出来、自然のと付き合うことの難しさや厳しさを学ぶこともできます。

キャンプ

自然体験と言ったらキャンプ!と連想する方も多いのではないでしょうか?お子さんが大きくなったらキャンプに出かけるのもいいかもしれません。火起こしや料理、昆虫や植物の観察、星空観察に川遊びなど、普段はできないさまざまな体験ができます。日常生活では使わない道具を使ったり、火を扱ったりするので、自主性や疑問を解決する能力を育めるでしょう。車やキャンプ道具をそろえるのでハードルが高いという方は、コテージ付きのキャンプ場やグランピングを調べてみると、道具いらずで、普段の旅行と変わらないくらいの荷物で利用できるところも多くありますよ。

まとめ

自然体験が子どもの学びに与えるプラス効果は、多岐にわたります。心身の健康促進、認知機能の向上、社会性の発達、環境意識の向上、創造力と想像力の育成など、その恩恵は計り知れません。これからの教育において、自然体験を積極的に取り入れることは、子どもたちの総合的な発達と学びにおいて非常に重要です。

子どもたちが自然の中で過ごす時間を増やし、その中で多くのことを学び、成長する機会を提供することが、将来の健全な社会を築く一歩となるでしょう。自然体験を通じて得られる学びと成長は、一生涯にわたる貴重な財産となります。

SIncerely Tokyoではこの夏、大人も子どももそれぞれの時間を大切に過ごすリトリートキャンプを開催しました!大自然の軽井沢で、大人はヨガやアロマ探究で癒しを。子どもたちは大自然の中を遊び倒すキッズプログラムをご用意。ここでしか味わうことのできない、貴重な体験がたくさんありましたよ。

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